海外旅行の通信手段5種:現地でスマホを安く&簡単に使う方法

海外旅行で初めての国に行くときに、心配で準備も面倒なのがスマホの通信手段。慣れると実は簡単ですが、私も初めての時はさっぱりわかりわかりませんでした。

このページでは海外旅行をするときに現地で可能な通信手段についてまとめています。おすすめ順に解説していきますので「コレだ!」と思ったところまでご覧ください。

海外旅行の通信手段5つ
  1. 海外SIM:安い・購入簡単・返却不要・設定不要・SIMフリー限定
  2. レンタルWi-Fiルーター:やや高い:高速・要返却・手荷物増える
  3. eSIM:やや安い・手続き簡単・返却不要・機種選ぶ・SIMフリー限定
  4. フリーWi-Fi:無料・通信遅い・手続き簡単・繋がらない場所あり
  5. 国内キャリアの海外パケットサービス:高い・手続き簡単
スポンサーリンク

海外SIMカード:オススメ度星5個5.0

海外SIMカード

一番おすすめしたいのが海外SIMカード(シムカード)です。あなたのスマホには通信するために小さなSIMカードと言うものが挿さっているのですが、あれは日本で使えるDoCoMoやauやSoftbankのものです。それを旅行先のSIMに差し替えるという方法になります。

例えば台湾なら亜太電信という通信会社のSIMカードに挿し替えるというわけですね。現地についたら現地SIMを挿入し、帰国したら日本のSIMに戻すだけです。

海外SIMのメリット
  1. 安い
  2. 通信速度早い
  3. ネットで買うだけ・契約不要
  4. 自宅に届くので出発前に準備できる
  5. 返却不要(帰国したら廃棄)
  6. 設定不要・挿すだけ(ただし国やスマホによる)
  7. 旅行先でやることなし
  8. テザリング可能(商品による)
  9. タブレット使用可能(商品による)
海外SIMのデメリット
  1. SIMフリースマホのみ(=SIMロック解除必要)
  2. 旅行中の国内SIMの紛失リスク
  3. 入れ替えるためのピン必要

⭕行きの飛行機で挿し替えるだけ:いつものスマホとして使える

SIMカードはAmazonなど、ネットで注文します。(海外SIM+国名で検索すれば簡単に見つかります)例えば台湾SIMなら高速の4G(LTE)通信、無制限5日間で600円程度から。1日120円という驚きのコストパフォーマンスです。

そして届いたカードを旅行まで持っておき、行きの飛行機で日本のSIMと挿し替えます。現地の空港に到着すると自動で接続が開始され、いつものようにスマホが使えます。(カードやスマホによって設定が必要な場合があります)

そして旅行中はカードを挿し替えたことすら忘れてスマホを使うでしょう。帰りの飛行機で海外SIMを抜いて廃棄。国内SIMに戻して完了です。

海外SIMはタブレットでも使えて、テザリング(別のスマホのアンテナとして使う)も可能なものがほとんどです。

いつ頃購入するべきかですが、使用できる期限は旅行の3〜4ヶ月前ならほぼ大丈夫です。商品によって違いますが、およそ半年ぐらいが期限と思っておきましょう。

❌SIMフリースマホでしか使えない

海外SIMの最大のデメリットはSIMフリースマホでしか使えないこと。SIMロック解除という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、古いスマホだとDoCoMoで購入したスマホはDoCoMoのカードしか使えません。いわゆる抱え込み商法で、SIMロックされている状態です。
現在は緩和されてきており他のキャリア(au、Softbank)のカードも使えるようになってきていますが、古いスマホの場合はSIMロックを解除する必要があります。

SIMロック解除の方法は店頭で有料だったり、ネットで無料だったりしますが各社対応が異なりますので最新の情報を確認してください。
NTTdocomo:SIMロック解除の手続き
Softbank:ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する/SIMロック解除
au:SIMロック解除のお手続き

SIMロック解除についての詳しい解説や最新の対応端末については価格コムさんのページが詳しいです。
SIMロック解除とは?:価格コム

SIMカードは安いかわりに利用方法に少し知識を必要とします。一般的な選択肢としては次にご紹介するレンタルWi-Fiルーターになります。

レンタルWi-Fiルーター:オススメ度星4.5個4.5


レンタルWi-Fi:GLOBAL Wi-Fi(グローバルWi-Fi)

誰でも簡単に高速通信が使えるというシンプルさでWi-Fi(ワイファイ)ルーターをレンタルする方法もおすすめとなります。

レンタルWi-Fiのメリット
  1. スマホの機種を選ばない(SIMロックスマホでも使用可能)
  2. 接続が簡単
  3. 通信速度かなり早い
  4. プランが充実
  5. テザリング可能
  6. タブレット使用可能
レンタルWi-Fiのデメリット
  1. レンタルなので返却必要
  2. 価格はSIMカードほど安くはない
  3. 持ち運びする荷物(ルーター)が増える
  4. ルーターのバッテリーが切れると使えない
  5. 保険(盗難・紛失・故障)が一日200円程度かかる

⭕誰でも簡単接続&高速通信

レンタルWi-Fiルーターの強みはどんなスマホでも使えること。そして簡単に接続でき、安定した高速通信が可能です。スマホを数台使う場合はこれ1台で済むのでSIMカードより価格面でも、通信スピードでもメリットが大きくなります。もちろんSIMロック解除されていないスマホでも使えます。

また海外旅行での通信と言えばレンタルWi-Fi、というぐらい基本の選択肢ですので料金プランも幅広く用意されています。料金はSIMカードほど安くはありませんが、旅行の期間や利用する通信量に合わせて選ぶことが可能です。料金の目安は最低でも1日千円ぐらいは見積もっておきましょう。

❌荷物が増える・受け取りと返却必要

レンタルWi-Fiルーターのデメリットはこのルーターを持ち歩く必要があることと、レンタルなので空港での受取や返却が必要だということです。受け取りや返却はカウンターやロッカー、自宅配送など多くの方法がありますので料金や手間を考えて選択しましょう。

レンタルWi-Fiルーターのサービスは大手でGLOBAL Wi-Fi(グローバルWi-Fi)が有名です。公式ページでは料金シミュレーションが細かく出来るので一度やってみてください。早く予約すればそれだけ安くなります。(出発日の4日前までキャンセル無料)

GLOBAL Wi-Fi(グローバルWi-Fi)を詳しく見る

eSIM:オススメ度星3.5個3.5

eSIM(イーシム)という言葉をご存知でしょうか?Embedded SIM(組み込み型のSIM)の略で、スマホに内蔵されているSIMカードのようなものです。SIMカードが端末に挿入して使うのに対して、eSIMはスマホに内蔵されている部品です。そしてこのeSIMがあれば、通信業者のアプリやWebサービスを使って海外での通信が可能になります。最初にご紹介した海外SIMカードが最初から挿入されているようなものですね。

eSIMはすべてのスマートフォンに内蔵されているわけではありません。例えばiPhoneですとiPhone XS/XS Max/XRからの対応になっています。eSIM内蔵スマートフォンなら通常はSIMカードで通信し、海外ではeSIMで通信するというスマートな使い方が可能です。こういった端末に対して、SIMカードとeSIMの2つのSIMカードがあることでデュアルSIMという表現をすることがあります。

eSIMのメリット
  1. スマホをそのまま使える
  2. 接続が簡単(アプリを使用)
  3. 通信速度早い
  4. テザリング可能
eSIMのデメリット
  1. eSIM対応機種でなければ使えない
  2. eSIMもSIMロック解除が必要
  3. サービスやプランが少なく、まだ割高
  4. 対応アプリは日本語でないことも

⭕アプリでサービス契約するだけ

eSIM対応の端末を持っていれば、アプリでサービス契約するだけです。SIMカードの抜き挿しや、レンタルのように返却もありません。

一番のオススメとしてご紹介した海外SIMカードがもともと入っているような感覚の使い方になるので、便利さで言えばかなり優秀な選択肢になります。しかし、まだeSIMの歴史が浅いために対応機種が少なかったり、サービスが少なく安価でないのが現状です。

❌ eSIM対応端末のみ・サービス会社もまだ少ない

大前提としてスマホがeSIM対応の端末でなければいけません。さらにeSIMもシムフリーであることが条件になりますのでSIMロック解除についての知識は必要となります。

さらにeSIM通信アプリでサービスを契約し、利用することになるのですがまだサービスの種類が少ないために価格が高かったり、日本語対応していなかったりとまだまだこれからという状況です。

eSIMアプリ紹介:GigSky(ギグスカイ)

GigSky(ギグスカイ)は対応している国が多く、日本語にも対応しているので初心者が使いやすいアプリです。アプリ内で通信プランを申し込むだけで利用できます。

アプリは他にもありますが、日本語対応がわかりやすいGigSkyをご紹介しました。もう少し価格が下がってくれるとありがたいですね。

補足:eSIMは国内でのお得な2回線利用方法でもある

「eSIMは関係なさそう」と感じる方が多いかもしれません。しかし最近ではeSIMを使った2回線でのお得な使い方として利用者が広がりつつあります。

例えば音声は大手通信会社を利用し、データ通信は格安SIMにするということも可能になるわけです。

出典:IIJmio公式ページ

フリーWi-Fi:オススメ度星3個3.0

フリーWi-Fiとは公共機関やお店などが無料で解放しているWi-Fiサービスです。近年では多くの国で観光客向けに観光地やホテル、そこまでのアクセス(電車・バス)などで使えるようになってきました。

接続も簡単でしかも無料なので利用するともちろん良いのですが、使えないエリアに行ってしまうとどうしようもないという最大のデメリットがあります。通信が出来ないということは助けを呼ぶ電話も出来ないということです。あくまでもご自分で用意した通信手段の補助的な役割として利用することをオススメします。

フリーWi-Fiのメリット
  1. スマホをそのまま使える
  2. 接続が簡単
  3. 無料
フリーWi-Fiのデメリット
  1. 利用出来ないエリアがある
  2. 速度が遅い

ホテルのWi-Fiなどではパスワードによるセキュリティもしっかりしていますので、通信量を抑えるために利用するのはおすすめです。

国内キャリアの海外パケットサービス:オススメ度星2個2.0

最後に国内キャリアの海外パケットサービスをご紹介して終わります。

海外パケットサービスとは、例えばdocomoを契約していて、そのまま別料金で海外でも使い続けることが出来るようにするオプションです。国際データローミング通信のことを言い、各社サービス名が異なります。

契約は便利で簡単なのですが、価格が高めになるのが大きなデメリットとなります。Softbankは安いプランすらありません。

海外パケットサービスのメリット
  1. スマホをそのまま使える
  2. 契約が簡単(もちろん日本語対応)
  3. 短い日程ならコスパ良い
海外パケットサービスのデメリット
  1. 料金が高い(980円から)
  2. Softbankには安いプランがない(実質2980円/日)

NTTドコモ

ドコモのサービス名は「パケットパック海外オプション」。5日間プランの場合、一日796円です(計3,980円)ただし通信量は契約中のプランに含まれるので、超過した場合にスピードが落ちます。

パケットパック海外オプション | NTTドコモ

ソフトバンク

ソフトバンクのサービス名は「海外パケットし放題」。1日あたり2,980円とかなり高額の価格設定です。(海外旅行で1日25M、1,980円は不可能でしょう)

海外パケットし放題 | ソフトバンク

au

auのサービス名は「世界データ定額」。料金は一律980円/日。ただしau STAR会員なら毎月1回無料です。5日だと一日あたり784円(計3,920円)。NTTドコモとほぼ同じとなります。

海外で使う | 海外・国際サービス | au

まとめ

海外旅行の通信手段5つ
  1. 海外SIM:安い・購入簡単・返却不要・設定不要・SIMフリー限定
  2. レンタルWi-Fiルーター:やや高い:高速・要返却・手荷物増える
  3. eSIM:やや安い・手続き簡単・返却不要・機種選ぶ・SIMフリー限定
  4. フリーWi-Fi:無料・通信遅い・手続き簡単・繋がらない場所あり
  5. 国内キャリアの海外パケットサービス:高い・手続き簡単

SIMロック解除についての知識が荒れば海外SIMカードをネットで購入するのが一番おすすめしたい方法です。さらにeSIM対応端末で、価格も気にならないのであればeSIMも選択肢に入るでしょう。

SIMフリーとかよくわからない、という方はレンタルWi-Fiを選びましょう。料金とサービスさえ決まればあとは快適に海外で通信できます。レンタルWi-Fiの料金を下げるために早めの契約、受け取り方法、1日の通信量などを検討しましょう。通信量は動画を観なければ1日に500MB程度で収まると思いますが、TwitterやInstagramなどを頻繁に投稿しているようなら普段の通信量を調べておくと良いかもしれませんね。

以上海外での通信手段についてご紹介致しました。

 

スポンサーリンク