この記事ではポケモンGOの距離稼ぎに使う中華振り子の「横振り型」について実力を検証しています。
- 1時間あたり4km前後の満足な距離
- とても静か
- 磁石を使わないタイプなので安心
- スマホのセット・取り外しが簡単
- 2台同時は厳しい
1,800円で購入→到着までに2週間
今回購入した商品、価格は1,800円でした。もちろん中国製です。2月21日にAmazonで購入し、到着予定日は3月8日から3月19日という内容のメール通知が届きました。
実際の到着は3月5日でしたので、ちょうど2週間となります。コロナウイルスで騒いでいる中、早めに届いて安心しました。2週間というのは昔に購入したときも同じぐらいでしたので、中国からの船便だと思われます。価格が安いのでここは我慢。
荷物の追跡は難しそうだという印象です。

説明書以外は完全に中国語


どうやら中国では「刷歩器」という商品名で、2020年最新式のようです。そして「基本静音」、です。プラスチック部分は赤色になっていますが、実物は白になっていました。
開封の儀:緩衝材なし
緩衝材は無く、商品だけが入っていました。ちょうどのサイズに収まっていたのでグラグラ感はありませんでしたが少し驚きました。
入っていたものは以下の5つです。
- 本体
- USBケーブル
- 黒い小さな台(?)
- 日本語の説明書
- 中国語の説明書

正直なところ、使い方が簡単すぎて説明書は不要です。電源を繋いでスマホをセットし、電源ボタンをONにして振るだけ。
日本語の説明書には使用方法と注意事項が記載されていましたので、それをそのまま転載しておきます。
- USB電源が正しくセットされていることを確認します
- スマートフォンをスタンドに取り付けて固定します
- 電源スイッチをONにします
- スマートフォンが軽く押し動かされたら、自動的に揺られます
歩数が自動で稼げる
歩数を増やしたい方にオススメ!PokemonGO(いつでも冒険モード)、Waiker、GoogleFitなどのアプリで歩数を増やせます。
1時間に平均8,000〜10,000歩、寝てる間(約6時間)で30km以上の歩数を稼げるので、アメの確保や卵の孵化が楽になります。
- ポケモンGOでは「いつでも冒険モード」にして下さい。
- 歩数がカウントされない場合、スマホを上下逆にセットして下さい。Androidはセンサーの関係でスマホを上下逆にしないと歩数をカウントしない機種があります。
- 振り子の振れ幅が大きすぎたり小さすぎたりする場合は、ハンガーを動かして調節して下さい。振れ幅が小さすぎると電源ランプが点灯するので、ハンガーを下へ動かして振れ幅を大きくして下さい。
- リアルタイムで歩数がカウントされない場合、時間をおいて歩数を確認してください。一定時間後に歩数がカウントされることがあります。
- USB電源の入力が5Vを下回ると揺れの頻度が低下します。パソコンのUSBは電圧が低いので、コンセントに接続してください。
- ソフトウェアによっては使いすぎると規制対象になる恐れがあります。
- 一部アプリやスマートフォンには対応しない場合があります。


組立不要でスマホも挟むだけでしっかりホールド
スマホをセットする部分は本当に良く出来ています。上部の2つのカギのようなパーツが開くようになっていて、スマホの重みで下がってきてガッチリホールドしてくれます。ゴムなどでグラつきを抑えるのではなく、スマホの重みを利用しているのでほとんどのスマホに対応できるはずです。プラスチックなのでカタカタ言うのかと心配でしたがこれは上手く作っていますね。(スマホを取り外すときも感動で、スマホを上に引き上げるだけです)
そして電源ボタンを押して、横に揺らして上げるだけ。あとは自動で揺れ続けます。



音はかなり静か
音は気持ち悪いぐらいしません。もちろん聞き耳を立てればしますが、ちょっとした雑音が周りにあれば全く聞こえないです。
通常の縦振り型が2軸なのに対して、この横振り型は中心に1軸だけしか無いのが大きな理由ですね。摩擦を上手に消しています。
使うスマホのサイズやスマホカバーの材質によっても差が出ます。例えば小さいサイズのiPhone5sでプラスチック製のカバーですとカタカタ音を大きく感じます。
電源ボタンあり。磁石の使用なし。
またこの商品には電源ボタンがあるので以前のようなスマホを取り外したあとに揺れ続けてうるさいという状況になりません。
また磁石のON・OFFで揺らせるタイプではないのでスマホを磁石に近づけ続けることの不安が解消されています。
1時間に4km程度と同等性能
測定結果としては1時間に4km前後の良い数値を出しています。(iPhoneで測定)
従来から使用している縦振り磁石型でもおよそ4kmですので、縦でも横でも同じような距離が稼げるという判断でよいでしょう。
今後しばらく測定を続けます。
<表1:ヨコ振り型振り子の距離測定結果>
年月 | 端末 | 測定時間 | ヘルスケア | ポケモンGO |
---|---|---|---|---|
2020/3/5 | iPhone6s | 60分 | 4.2km | 4.6km |
2020/3/6 | iPhone6s | 60分 | 3.9km | 3.5km |
2020/3/7 | iPhone6s | 120分 | 7.7km | 7.8km (3.9km/h) |
2020/3/8 | iPhone6s | 120分 | 7.9km | 8.0km (4.0km/h) |
スマホ2台同時は非対応
残念ながら、スマホを2台設置できる構造にはなっていません。黒いパーツが予備で付属しているのですが、これを使えばなんとかなるような、ならないような不思議なパーツです。
商品説明には「黒い小さな台は特別なスマホ型に使われますが、普通には使われる場合がない」とのこと。どういう意味でしょうか?
あと裏側にある、3つの穴も何か意味があるのかわかりませんでした。


振り幅を後ろのハンガーで調整可能?
振り子の重みの役割でもある、ハンガーと呼ばれるパーツがついているのですが、これをどこまで引き上げてから揺らし始めるかで振り幅が調節可能と説明されています。
ここについてはやや疑問です。何度か振り幅を変えてみましたが、振り続けるうちに同じような幅に落ち着いているように見えます。検証は続けますが、おそらく結果は変わらないでしょう。かなり揺れますので、そのままの使い方で良いと思います。
30日間の返品保証付き
30日の返品保証を謳っています。実際に返品依頼をしたことがないのでどのような対応になるのかはお伝えすることが出来ません。ただシンプルな構造なので不具合はほとんど無いのではと思います。
総評:
- 1時間あたり4.6kmとやや多めの距離を稼ぐ
- とても静か
- 磁石を使わないタイプなので安心
- スマホのセット・取り外しが簡単
- スマホをガッチリホールド
- 価格は2千円を切る
- 2台同時は厳しい
- 到着まで2週間
これはなかなか良く出来ている商品です。ただし2台使いたい人は同時に出来ないことだけが残念なので☆を少しだけ下げました。
欲しいと思ってからの到着が長いのはどの中華振り子(スマホスインガー)でも同じです。
また高額商品だからと言って距離が稼げるというものではありませんので平均的な価格、1,600円〜2,000円未満(2020年3月調べ)で検討すれば良いでしょう。
以上、横振り型振り子のレビューでした。